Coating
塗装について
Under Coat下塗りの大切さ
塗装をする外壁材と、次なる塗り替え時の上塗り材との、接着剤の役目をする下塗り材。シーラレスの「中塗り材」を下塗りと「兼用」で塗装する事も頻繁に行われておりますが、中塗りであるフィラー材の「密着力は弱く」お薦め出来ません。
窯業系サイディングには「エポキシ系のプライマー」を必ず接着剤かわりに塗布する必要があります。
色はクリヤーか白色しかございません。
Intermediate Coating中塗り材は重要
クラックを起きにくくしたり、ヘアークラック等の補修の役割を主に持っております。金属系の外壁材等には必要ございません。
各メーカー様のカタログにも推進事項として記載されております。
改修工事に関しましては塗膜の厚みも出て耐久性も上がりますから、
各メーカー推進の中塗り材を塗布することをお勧めいたします。
色は基本的に白色です。
Top Coat上塗り材の選定
たくさんのメーカーや種類、色があって悩まれることでしょう。
予算や機能性、耐久年数で選ばれるといいと思います。
また塗料にはそれぞれ塗料本来の性能を発揮する為の塗布量が決められています。高い性能を発揮するために塗膜を既定の厚みに仕上げなければならないため、2回塗り重ねなければなりません。
Summaryまとめ
塗装とは一軒一軒建物の形状も劣化状況やその時々の気温や湿度も違うため教科書通りにはいかないものです。しっかりした施工をしていただける会社を探すのはもちろんのことですが、お客様のお家を親身になって考えてくれたり提案してくれる会社を選ばれたほうが良いでしょう。例えば紫外線がよく当たる箇所(南面等)は、紫外線が当たらない面と塗回数や塗料の種類で区別化する。劣化しやすい箇所は塗料の種類をワンランク上げる等々あげだしたらキリがないですが、そのお家の10年後を真剣に考えてくれる会社を選ばれることを願っております。
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